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柴籬神社の「歯神社祭」へゆく

8日夜、近鉄河内松原駅から南東へ徒歩約10分のところに鎮座する柴籬神社で「歯神社祭」が催された。
「歯(は)」にちなんで八月八日八時八分から神事が斎行されている。
日暮れとともに境内に並ぶ400の献灯が灯された。
かき氷の授与があり、歯がしみれば治療が必要と自己診断できそうだ。
神事は「歯(は)」にちなんで八月八日八時八分から斎行された。
歯神社祭2.JPG
柴籬神社は18代の反正天皇の「丹比柴籬宮」跡と伝承されている。
反正天皇が「瑞歯別尊」と呼ばれた美しい歯並びであったという伝承から「歯の神様」とされ、歯神社(はがみしゃ、住吉神社)の前には「歯磨き面」があり、それにさわると歯痛にならないとされて信仰されている。
歯神社祭1.JPG
江戸時代、阿保村の海泉池から三宅村の大海池に至る用水の取水掛口に堰樋があり、反正天皇の「丹比柴籬宮」の中門があったという伝承から「中門」と呼ばれた。
そこから西へ200mに架けられた橋は、愛児が母親の乳房を歯でかみきったという伝承から「ちちかみはし」と呼ばれた。
その真ん中の街道に鎮座していた住吉神社は室町時代に創建され、明治初年に柴籬神社に合祀された。
その祭神の住吉大神とともに亡くなった母親や乳をかみきった愛児を歯神として同社に合祀したため住吉神社は歯神社とも呼ばれるようになった。 

参考:
柴籬神社
http://www.kawachi.zaq.ne.jp/dpacl201/
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