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新名所・梅田の「水辺」

梅田に新たな「水辺」ができた。
4月26日にオープンしたグランフロント大阪には「水辺」が創出されている。
北館の北側の「ザ・ガーデン」には約4000㎡の水と緑の空間が広がっている。
新梅田2.JPG
北館の西側には南館、「うめきた広場」へと至るせせらぎがある。
「うめきた広場」にはその地上から地下一階へとつながる階段状のせせらぎがある。
狭山池博物館を設計した安藤忠雄氏がデザインを監修した。
流れ落ちていくさざ波が様々な模様を描き出している。
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北館と南館の9Fには屋上庭園「テラスガーデン」があるが、水辺はない。

北館の6Fのナレッジキャピタルの一角に「野菜工場」が展示されている。

参考:グランフロント大阪
http://www.grandfront-osaka.jp/

グランフロント大阪から南側の大阪駅を要する大阪ステーションシティへ直結した。
大阪駅プラットホームを覆う大屋根に降った雨は貯められてトイレなどで再利用されている。

ノースゲートビルディング11Fの「風の広場」はせせらぎがある。
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(撮影日2013.3.22)
14Fの「天空農園」は客が農作業できる畑がある。

サウスゲートビルディング南ゲート広場の1Fには「水の時計」がある。
滴り落ちる水糸が花などの模様を描き出し、1分ごとに時を知らせてくれる。
新梅田6.JPG
(撮影日2013.3.22)
参考:大阪ステーションシティ
http://osakastationcity.com/

グランフロント大阪は西側に隣接するJR貨物梅田駅の7haを先行開発された完成した。
その向こう側にそびえる新梅田シティには地下道で行ける。
こんもりと樹木が繁った「中自然の森」には滝やせせらぎのほか、大型の噴水装置がある。
6月にはせせらぎでホタルが舞うなど豊かな生態系を育んでいる。
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(撮影日2013.3.22)
地下1階の「滝見小路」には昭和のレトロの商店街の一角に手押し井戸がある。

北側に広がる「花野」は日本人の原風景である里山を創出している。
雑木林や棚田、畑の中を小川がめぐり、野鳥、昆虫や植物などの命を育んでいる。
棚田では田植えや稲刈りなどのイベントが行われている。 
新梅田10.JPG
(撮影日2013.3.22)
参考:新梅田シティ
http://www.skybldg.co.jp/

オオサカガーデンシティは西梅田の再開発に伴って建設されたビル群だ。
その一つの梅田ダイビルの正面玄関前の水辺には陶器の魚が群れ、地下へと水が流れていく。
新梅田7.JPG
(撮影日2013.3.22)
ヒルトンプラザウエストの北東角の玄関口に「滝」が地下に落ちている。
新梅田4.JPG
参考:オオサカガーデンシティ
http://www.osaka-gardencity.jp/index.html

阪急梅田駅に併設する阪急三番街は「川の流れる街」として知られている。
地下2Fに「トレビの泉」といわれる噴水があり、飲食店が並ぶ前を川が流れている。
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(撮影日2013.3.22)
参考:阪急三番街
http://www.h-sanbangai.com/

地下街のホワイティうめだの「泉の広場」には噴水がある。
新梅田9.JPG
(撮影日2013.3.22)
参考:ホワイティうめだ
http://whity.osaka-chikagai.jp/

大阪駅の南側の大阪駅前第二ビルの地下に吹き抜けの大噴水がある。
新梅田11.JPG
(撮影日2013.3.22)

こうして梅田の「水辺」をめぐってみると、時代とともに豊かな「水辺」になった。
噴水、人工水路が立派になり、自然豊かな「水辺」が創出された。
JR貨物梅田駅は3月末で完全に閉鎖され、「大阪の最後の一等地」の再開発が始まる。
緑地化する構想もあるが、今のところはっきりしていない。
ただ一ついえることは、魅力のある街づくりには潤いをもたらす「水」が必要条件になっていることだ。
新名所の今後に期待したい。

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