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枚岡神社の「葦船奉納神事」

枚岡神社で「葦舟完成奉告祭並びに天津神・国津神大和合祈願祭」が行われた。
拝殿へ上る階段下で長さ約5m、幅1.5mの葦舟が奉納された。
葦舟は葦(ヨシ)などを束ねて編まれ、古代から世界各地で使用されていた。
『古事記』には「蛭子神(ヒルコ)」が葦舟で流されたと記されている。
枚岡神社4.JPG
今年は伊勢神宮と出雲大社の「式年遷宮」の年だ。
天津(あまつ)神を代表する天照大神を祀る伊勢神宮は20年一度、国津(くにつ)神を代表する大国主大神を祀る出雲大社は60年に一度で5月10日に「本殿遷座祭」が無事執行された。
枚岡神社は「河内国の一之宮」と呼ばれる古社で、本殿の向きに合わせると伊勢と出雲と直線状につながる位置にある。
そこで「NPO法人アカルプロジェクト」が中心となって伊勢神宮や出雲大社周辺で刈り取られた葦で造られた。
奉納された葦舟は16日に出雲の日御碕で、23日に伊勢の外宮の勾玉池で浮かべて奉納神事が行われる。

枚岡神社は皇紀以前に現在、天児屋根命・比売御神を祀る本宮が鎮座する神津嶽に創建されたという。
650年に山麓の現在地に遷座された。
拝殿への階段下にある手水舎の水口は青銅製の神鹿だ。
春日大社との由縁があって「元春日(もとかすが)」と呼ばれている。
枚岡神社7.JPG
拝殿の山裾に4つの本殿が並び、「照沢池(てるさわのいけ)」がある。
枚岡神社6.JPG
絶えず谷水が湧出しており、その水は階段右手奥の「禊場」へと流れ、心身を清める御滝水となっている。
枚岡神社2.JPG
拝殿の右手にある摂社若宮社の左奥に「出雲井」がある。
覆屋の中に大小2基の円形井戸枠に木製の蓋が被せられている。
古くより神聖な水が湧き続けているという。
枚岡神社が鎮座する地名「出雲井町」の由来になったという。
枚岡神社5.JPG
梅林へ至る参道奥にある天津神・国津神を祀る末社・天神地祇社(てんしんちぎしゃ)の周りに「白井水」や楠正行(まさつら)縁の井戸がある。
枚岡神社1.JPG
拝殿の左手を通るハイキングコース沿いに「姥(うば)が池」があり、2年前に整備された。
生活に困った老婆が枚岡神社の神燈の油を盗って売っていたが、その噂が広まってこの池に身投げした。
その後、雨の晩になると、ほとりに青い炎が現れたという。
この伝説は井原西鶴の戯曲にも登場している。
枚岡神社3.JPG
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